大分前に、 パソコン内の顧客争奪戦 というタイトルで簡単な文章をここに記したが、最近はマイクロソフトとアップルからのソフトウェア更新連絡が頻繁に来る。 勿論オンラインでユーザが用中のパソコンにである。 日常使用するパソコンのOSが、マイクロソフト社制のものであるユーザは、同社からの更新の連絡は受けざるを得ないが、最近はマイクロソフトユーザであっても、アップルからSafariの更新があるのでダウンロードするかと聞いてくる。 ここ数日、話題のSafari 4も同様だ。 本日の日経新聞夕刊にSafari 4のダウンロード数が僅か3日で1,100万を超えたとある。 然もありなん、此方が根負けする位何度でも聞いてくるのだから。 一度了解すると、此方のOSがマイクロソフト製であることを自動認識して、それに対応したSafariを送ってくる。 郵送されてくるダイレクトメールなどは、何と資源の無駄か等と思いながらも、未開封のままゴミ箱へ直行する。 オンラインで来るソフトウェアの更新は、更新版のダウンロードに、ユーザの時間を少々とパソコン上のディスクの一部を占めるのみだが、パソコン内にしっかりと入り込む。 何とも巧妙。 Safariをマイクロソフトユーザのパソコン内に送りつけ、その内ユーザの気が向いた時にお使い下さいということだろう。 ユーザーが一度使い始めて、若し、Safariに優位性を感じると、アップルにとっては、マイクロソフトのユーザを奪取したということになるのだろうか。 静かに、然し激しい争奪戦がネット上で、いやそれ個々人のパソコンの中で繰り広げられている。 6月16日