高速インターネットが普及するにつれて、動画配信をするサイトの数も急激に増えているが、画像のダウンロードに時間がかかったり、視聴中に映像が途切れたり、映像が不鮮明であったりと、居間でデジタルテレビ放送を見るような満足感は得られない事が多いが、技術は着実に進歩しており、インターネットで、従来のテレビと同質の映像を楽しむ事が出来るようになりそうだ。 2006年に創業、米国カリフォルニア州に本拠地を置く、 BitGravity というコンテンツ配信ネットワーク(CDN)事業者は、オンデマンドで高品質なビデオ映像や生番組さえも、インターネットで遅延無く提供するとのこと。 昨年秋から本格的なサービス提供を開始し、既に50社程の顧客にサービスを提供、3月20日にはインドのTata Communicationsと提携したとのことで、国際展開も積極的。 CDNは、通常一般利用者には見えないが、インターネット上のビデオ映像を違和感無く、いつの間にか通常のテレビ放送画像の如く見ている、そんな日も近い。 3/26/08