NHK交響楽団の2月定期演奏会、今月の演目はブルックナー交響曲第7番。 余りなじみのある曲ではなかったが、いつもより一回り大きい編成で舞台一杯のオーケストラを指揮するチョン・ミョンフンが素晴らしく、見事な音の調和を堪能した。
この曲は、1883年9月に書き上げられ、翌年1884年12月30日、ブルックナーが60歳の時にライプツッヒで初公演、N響2月定期公演パンフレットの藤田茂氏の解説文によれば、この初演日をもって「ブルックナーの世界的名声の誕生日」とする言い方があるそうで、この日を契機に「ウィーンの知られざる巨人」ブルックナーの音楽が広くヨーロッパ、更にはアメリカにまで知れわたるようになったとのこと。 藤田氏の文章には、更に、「孤独に追及してきた響きの世界が、《交響曲第7番》にいたってついに世界を説得せしめたというのは、誠実に生きる人間を勇気付ける確かな例となろう。」(以下略)ともある。
この曲は、1883年9月に書き上げられ、翌年1884年12月30日、ブルックナーが60歳の時にライプツッヒで初公演、N響2月定期公演パンフレットの藤田茂氏の解説文によれば、この初演日をもって「ブルックナーの世界的名声の誕生日」とする言い方があるそうで、この日を契機に「ウィーンの知られざる巨人」ブルックナーの音楽が広くヨーロッパ、更にはアメリカにまで知れわたるようになったとのこと。 藤田氏の文章には、更に、「孤独に追及してきた響きの世界が、《交響曲第7番》にいたってついに世界を説得せしめたというのは、誠実に生きる人間を勇気付ける確かな例となろう。」(以下略)ともある。
ブルックナーの《交響曲第7番》、もう一度ライブで聴いてみたいと思う。
2/10/08
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