前にも書いたが、インターネットが、我々の日常生活にここまで深く組み込まれようとは、20年前には、誰も想像していなかったに違いない。 その基本となるパケット通信、それを支えるネットワーク技術の大部分は、残念ながら米国発。 今朝の朝日新聞に気になるデータが掲載されていた。 1995年から現在に至るまで日本に於ける情報通信関連学科の学士号取得者数は、ほぼ横ばい(グラフから読み取ると年間3万5千から4万人位か)に対して、米国は1.8倍(同9万人位)、インドや中国はそれを上回る増加率(グラフから読み取るとインドは約2.6倍程で13万人/年、中国は28万人/年位か)だそうだ。 ネットワークを使いこなすほどに、それを支えるハードウェアやソフトウェアの進化が必要とされる。 日本発の情報通信やネットワーク技術をもって世界に貢献するには、先ず人材確保が必須だが、その前に通信・ネットワーク技術分野に携わる事が如何に面白く楽しいか、再認識される必要があるのだろう。 2/24/08